父ちゃんも手術 [05-06は闘病記・父ちゃん編]
2006年1月。
手術前に、必要な検査を外来でやることに。
CT、MRI、採血・・。
MRIは造影剤を注射するんだけど、これのせいらしく、検査の後、父ちゃん気分が悪くなって、30分くらい病院の椅子で休む。
去年10月に初めて入院して検査したときにはそういうことはなかったのに・・。
ともくんの手術から一週間後の1月下旬、父ちゃんも手術。
また手術前には輸血のこととエコノミークラス症候群の説明。お約束なんで仕方ない。
手術中には院内PHSを持たせてくれて、終わったら呼び出されるんだけど、これも看護師さんが使い方を説明しようとしてくれたので、「あ、4回目なんでわかります」と言ったら驚いていた。
やはり術後管理病棟(個室)に一泊して一般病棟へ。
たぶん床ずれ防止なんだろうけど、30分おきに看護師さんが少しずつ体の向きを変えにきてくれるとか。
手術そのものの時間はともくんより短くてすんだ。
でも、腫瘍(悪性線維性組織球腫)が右臀部にあって、悪性の場合、正常組織を含んで大きく切除(周囲5センチ大きく切ると書いてあるサイトもある)するため、かなり小さくなっていたにもかかわらず、最初の腫瘍の大きさ(11センチ)と同じくらい切ったとのこと。
で、切り取った部分を埋める?ために、太股から皮弁移植。
手術名は、右臀部悪性軟部腫瘍切除術+有茎皮弁術+半層植皮術
※皮弁というのは、皮膚と皮下脂肪や筋肉など組織の血流を保ったまま移植する方法らしい。
日本形成外科学会の形成外科で扱う疾患 の「12.手技に関して」の皮弁・マイクロサージャリーに詳しいです。
http://www.jsprs.or.jp/sikkan/index.htm
つまり、おしりから太股にかけて、ざっくり切られて、縫い目が走っている状態なので、ベッドにねたきりにさせられている。
移植する範囲がもっと大きかったら、皮弁は背中から採ったらしい。
そうなると、二週間はベッドから起きられないと説明されていたので、とりあえず「ほ」。
もう数日したら、「立っても良い」けれど、「座ってはいけない」そう。(笑)おしりに圧がかかるから。
食事も立ったまま食べるしかなさそう。
コメント 0