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生検手術 [05-06は闘病記・ともくん編]

 2005年11月。手術2日前に入院。小児病棟の個室へ。
 ここの小児は差額ベッド代かからないんだって。
 CTやら心電図やら色々検査。
 CTの検査は一人で部屋に入ったんだけど、声が漏れ聞こえてきて、技師さんかな?が、「ちょっとじっとしていてね〜」
 ともくん「何秒!?」
 技師さん「え・・っと・・3分くらい(^_^;)」

 その後、面談室でQ先生から手術の説明。
 最初はハハだけ話す。
 血液検査や、画像他モロモロの結果も踏まえて、年齢的には他の場所のがんの骨転移ということは考えにくい。良性だった場合、悪性だった場合の治療についても聞くが、ともかく生検の結果が出ないことには現時点では・・ということに。
 あとは、ともくんも一緒に聞いた方が良いだろうということで、部屋に呼んだら、Q先生と若手のP先生(ちなみに、やはりPに意味はありません)の医師二人と看護師さんが並んでいるもんだから、「面接?」と聞いてくる(爆)
 ともかく、全身麻酔のときは、自発呼吸ができないので、挿管している。なので、覚めたときに驚いてパニックにならないように、「目が覚めたときに口に管がはいっているからね。すぐ抜いてくれるから驚かないで・・」と繰り返し説明してくれる。
 ともくんは、あくまでも、「メスちょっとだけ!」にこだわる。

 手術前日は夜9時からは絶食。
 看護師さんが、食べ物は9時まで、飲み物は12時までとメモ書いてくれる。
 呪文のようにともくん、「食べ物は9時まで、飲み物は12時まで」とくりかえしてる。
 当日は朝MRIをやって、私は終了後に病院に着いたのだけど、ちゃんとできたそうで。
 11時頃から点滴を始めることになったのだけど、ともくんはえらそうに、Q先生に「ここに刺すの!」と、針を刺す位置まで指定(爆)
 検査の手術は、大きな手術の合間にやるらしくて、前のがいつ終わるかわかりませんというので、父ちゃんのときにもそうだったのですが、なかなか待つ時間が長い。
 結局午後の3時半からで、それまで飲まず食わず。
 手術の後、本来は入れないけど、子供の時は親が入れるように配慮してくれることもあるとかで、回復室へ。麻酔科医の先生が、ともくんが耳をさわられるとものすごく嫌がるということを伝えていたので、「キャップ耳に当たらないように気をつけたから〜」とか、「痛み止め多めにしておいたから〜」とか話しかけてくれて感謝。
 ハハが感激しているのにともくんは私を見るなり、「何時!?」
 私「え・・ご・・五時半・・」
 
 ともかく全体に落ち着いていてくれていて、無事に元の病室に戻る。
 ただ一つ、ごねまくったのが、手術着からパジャマに着替えるとき。
 点滴ついているので、前あきの介護用肌着を用意していたんだけど、これにものすごく抵抗したこと。
 たしかにダサイけどさ〜・・・。
 看護師さん3人がかりで着替え。
 思わず、ハハ叫ぶ。
 「こんな大勢の若いおねえさんたちに囲まれるなんて、二度とないかもしれないんだから、抵抗するな〜!」

 組織検査の結果は10日くらいはかかるらしいのだけど、手術日の時点でQ先生は、悪いモノではないんじゃないか・・と言ってくれたので、期待してもいいのかな・・?
 父ちゃんの時には、何一つ楽観的な発言はなかったから・・。
 その父ちゃんは、そのとき2クール目の抗がん剤でへばっていた。


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