東金事件

　旅行記の途中だけど、色々気になることなので。
　まずテレビの報道がかなりおかしい。
　夕方のニュースなのかワイドショーなのかわからない番組で、容疑者がカラオケで歌っている映像があって、これって何？と思っていたら、テレビ局が女性記者を使ってカラオケに誘って映したものだとか？この局はちょっと前にも小室に差し入れしようとして、ヒンシュク買っていたところじゃないかい？

　下の記事のコピペはかなり略しています。人名はイニシャルに変更。
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000812100001
女児遺体遺棄事件　2008年12月10日

東金市の女児が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕されたK容疑者（２１）が通っていた県立東金特別支援学校（旧東金養護学校）では９日、緊急の保護者会が開かれ、子どもの進路を心配する保護者らの声が寄せられた。
参加者からは「罪を犯した人が卒業した学校と見られることで進路に影響は出ないのか」や「障害者ということで、白い目で見られるのがつらい」といった意見が出たという。学校側は「事件は在校生とは関係ない。胸を張って生活してほしい」と応じた。
　N校長は「いくら送り出した側とはいえ、事件と学校を結びつけてほしくはない。生徒や保護者には必要なサポートをし、安心して登校してもらえるようにしたい」と話した。

　なんかね〜、自己保身というか、自分らには責任ないんだから〜って視点しか感じられないんですよ。
　で、ハハはどっちかというと、障害者が加害者扱いされたときの、取り調べの方法に問題はないか、とか気になっていたんですよね。逆に障害者が被害者になった事件では、その証言能力を問題にされて、あいまいにされることが非常に多い訳で。
　それに、就職を目指すために、学校では相手に合わせる事、反論しない事を教育されている障害者が、相手の筋書き通りにしゃべってしまい、後で本当の事を聞こうとするとものすごく大変な作業になる可能性があるんすよ。
　というわけで、こちらもコピペ。
http://www.asahi.com/national/update/1211/TKY200812110311.html
勾留理由開示、弁護人が申し立て　東金・女児遺棄事件

2008年12月11日22時50分

　千葉県東金市の路上で保育園児NYちゃん（当時５）の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕されたK容疑者（２１）の弁護人は１１日、「殺害の可能性などについても取り調べが進められ、うその自白を強要されて調書が作られた可能性がある」として、千葉地裁にK容疑者の勾留（こうりゅう）理由開示を請求した。
　弁護人の副島洋明弁護士が取材に答えた。東金署捜査本部がK容疑者の死体遺棄容疑での取り調べの中で、Yちゃんへの殺害などの可能性についても事情を聴き始めていると主張。「別件逮捕のようなものだ」とした。接見でK容疑者に殺害に関する質問をすると「違う」といった否定の言葉を口にしたという。
　副島弁護士は「容疑者は軽度とはいえ、その知的障害のため言葉でなく目に見える形でないと当時の状況も説明ができない。自分にかけられた容疑についても正確に認識できない」と話した。

コメント 2

黙秘権等の権利もきちんと理解できる説明をされているのかと心配です。

by Red bridge (2008-12-13 23:57) 

コメントありがとうございます。お久しぶりです。
こういう事件にしろ、労働問題にしろ、障害者に自分たちの権利をきちんと教えてくれるところがあまりにも少ないことも問題でしょうね。
by tomo-haha (2008-12-14 11:13)