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「国立がんセンター 期待と現実」感想 [病気・医療・福祉]

 父の新盆をこの前やったので、ちょっとこの記事について思うことを・・。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/gantowatashi/20070629ik03.htm
国立がんセンター 期待と現実
本田 麻由美記者 「国立がんセンター」の役割とは何なのか?

 去年、私の父がこの記事中の最初の人と同じようなことで、見事にがん難民になった。
 この記事の人がどうだったか知らないけれど、父の時は、主治医は緩和(ホスピス)へ行くようにと言いながら、どこに緩和・ホスピスがあるかという情報もくれないまま話をしたらしい。
 
 実は、父が治療していたその病院にもホスピス病棟があったのに、なぜか主治医は「緊急の時のために自宅の近くがいいですよ。」と畳みかけたらしい。
 で、たまたま某国営放送で見たG研の緩和が良いといって電話を両親が「自分で」かけたら、「新しい患者さんの受付はしていません」とのことだった。
 私の感想。そんなら、番組でもそういうテロップいれておけよ!
 何回も緩和がテーマだと紹介しているくせに!(←まあ八つ当たりですな)
 そこで、次に近そうなところ・・と両親は「自分で」調べて紹介状を頼んだ。
 頭真っ白状態の患者と家族に、その場でそこまでやれというこの病院にはため息が出る。

 最初から緩和・ホスピスのある病院にかかっていれば、確実に入れるかといえば、うちの両親のように、うまくよそへ誘導されてしまうこともあるし、こういうのも見つけた。

http://www.bitway.ne.jp/bunshun/ronten/sample/onti/070524/index.html
ホスピスという場所 その1

 この山崎マキコさんのお父様が、肝臓に癌が広がっているのに「肝不全だから」という理由でターミナルケアを断られている!
 しかも、うちと同じように転院先は自分で探せと言われている。

 患者家族の側から「○病院は・・」と、言えば、「あ、そこならよく知っていますよ。」という返事も両親の時とそっくりで、違う病院なのにどこかにこういうマニュアルがあるのかと・・。

 最近がんの告知トレーニング・・なんて研修をするところも多いようだけど、「別れ話」のやり方こそちゃんと研修してほしい。


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